Obsidianには複数のスプレッドシート用プラグインがあります：

  • Spreadsheets：FortuneSheetを使用
  • Workbooks：コードブロックで制御
  • Excel：x-spreadsheetを使用
  • DataLoom：Notion風テーブル機能を提供しますが、残念ながら現在はメンテナンスされていません
  • Obsidian Univer：Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Excelファイルの読み書き機能を提供
  • Sheet Plus：Univerフレームワークを使用

最初の3つは最終更新日が昨年となっています。興味のある方はご自身でお試しください。今回は今年(2024年)に登場したUniver関連の2つのプラグインのみを紹介します。

1. Obsidian Univer

左側サイドバーの機能アイコンをクリックするとメニューが表示されます：

gh|700

  • Univer Doc：拡張子 .udoc。現在の機能は非常にシンプルです。
  • Univer Sheet：拡張子 .usheet。
  • Obsidian内で直接 .xlsx 形式のExcelファイルを編集可能。
  • 常に編集モードで、切り替えはできません。

1.1. Univer Sheet

  • コア機能: Univerはセル、行、列、シート、ブックといったスプレッドシートのコア機能をサポートします。
  • 数式: 数学、統計、論理、テキスト、日付/時刻、検索/参照、エンジニアリング、財務、情報に関する様々な数式をサポートします。
  • 権限: 特定の要素へのアクセスを制限できます。
  • 表示形式: 特定の条件に基づいて数値を書式設定できます。
  • ハイパーリンク: スプレッドシート内で外部ウェブサイト、メールアドレス、その他の場所へのリンクをサポートします。
  • フローティング画像: スプレッドシートに画像を挿入し、表内の任意の位置に配置できます。
  • 検索と置換: スプレッドシート内の特定のテキストを検索し、別のテキストに置換する機能を提供します。
  • フィルター: 特定の条件に基づいてデータをフィルターできます。
  • 並べ替え: 特定の条件に基づいてデータを並べ替えできます。
  • データの入力規則: セルに入力できるデータの種類を制限できます。
  • 条件付き書式: 特定の条件に基づいてセルに書式を適用できます。
  • コメント: セルにコメントを追加して、追加情報を提供できます。
  • 共同編集: 複数のユーザーが同時にスプレッドシートを編集することをサポートします。
  • 印刷: スプレッドシートを印刷したり、PDFとしてエクスポートしたりできます。
  • インポートとエクスポート: XLSX形式でのデータのインポートとエクスポートをサポートします。
  • グラフ: VChartによるサードパーティ製のグラフをサポートします。

2. Sheet Plus

Excel 日付時刻.mdのようなファイルが作成され、ノートに埋め込むことができます。

互換性の問題

Filename Heading Syncプラグインを使用している場合、<mark style="background-color:#bf616a">Ignore Regex Rule</mark> フィールドに以下の正規表現を入力して、Excelで始まるファイルを除外する必要があります。

例（010-TemplatesフォルダとExcel*.mdを除外）：
010-Templates/.*|Excel.*\.md

2.1. 埋め込み構文

![[file-folder/file-name#sheet-name|sri-sci:eri-eci<sheet-height>{html}]]

![[Excel 2024-06-25 10.52.51.univer]]

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3. 関連リンク

3.1. その他の関連プラグイン

4. 解説動画

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