よく言われる:「書き手にとって最も大切なのはひらめきだ」
ひらめきは一人では存在しない――信頼できるパートナーとして、データがあるのだ。
Quailyの管理画面に入り、Analyticsパネルを開くと、その数字が実際に何に役立つのか、どう活用すべきかが本文の内容となる。

なぜデータを重視するのか?
直近でひらめきが爆発し、深夜に一気に記事を書き上げ、公開して読者の反応を待ったのはいつだろうか? 翌朝目覚めると、気になるのは「何人が読んでくれたか」「どのプラットフォームからアクセスしたのか」「途中で離脱したのか、それとも文末まで読んで購読してくれたのか」という点だ。
データがなければ、すべての判断は直感に頼ることになり、その直感はしばしば誤った判断を招く。
内蔵統計:すぐに使える体温計
Analyticsページの最初のセクションは Basic Analytics だ。
追加設定不要で、ページビュー、記事の読了数、メール閲覧数という三つの主要な指標が表示される。
もし控えめに運用したい場合は、Hide Post Stat ボタンを切り替えるだけで、読者からこれらの数字を隠すことができる。
同じパネル内には Enable Daily Report というスイッチも存在する。
これをオンにすると、Quailyは毎朝、前日のパフォーマンスをまとめたレポートをあなたのメールに送信する。購読や有料会員の変動が予想を上回ったかどうか、一通のメールを読めば、前日のパフォーマンスが一目で分かるのだ。
基本的な指標だけでは好奇心を満たせないとき
Google Analytics 4:詳細なファネルとイベント追跡
さらに読者の動線を細かく分析したい場合、GA4は業界で最も強力なツールだ。Quailyの管理画面にある「3rd‑party Web Analytics」セクションにMeasurement ID(形式:G‑XXXXXXX)を入力すれば、Quailyはページ閲覧、購読、チェックアウト開始、決済完了などの主要なイベントをGAに送信し始める。これにより、GAのコンバージョンレポートで、読了から決済に至るまでの完全なファネルを直接確認できる。
デフォルトイベント一覧
| イベント名称 | トリガーのタイミング | 目的 |
|---|---|---|
sign_up |
読者がメールアドレスを入力し購読する時 | コンバージョン効率の評価 |
begin_checkout |
チェックアウトページに進む時 | ファネルの中間段階として、購読意向のある読者数を確認するため |
purchase |
決済が成功した時 | 有料コンバージョンおよびLTV計算の根拠 |
Umami:軽量でプライバシー保護、Cookie不要
プライベートな環境を好む場合や、よりシンプルなリアルタイムデータが欲しい場合、Umamiは最適な選択だ。
Umami Cloudに登録し、Website IDをUmami ID入力欄に貼り付けるだけで統計が始まる。
もし自前のUmamiサーバーを構築しているなら、Baseにサーバーのアドレスを入力すればよい。UmamiはCookieに依存せず、読者に余計なポップアップも表示しない。
外部リンク短縮:シェアもひとつにまとめる
コミュニティやメールで記事を宣伝する際、長い元のリンクは見た目が悪いだけでなく、クリック統計が分散してしまう。
Analyticsページ下部にある「3rd‑party URL Shortener」を利用すれば、サードパーティの短縮リンクサービスを接続できる1。
設定が完了すると、Quailyはバックエンドで一元的に短縮リンクを生成し、Sending Historyのクリックデータと組み合わせることで、外部での拡散効果を同一のレポートにまとめる。
今すぐAnalyticsでDaily Reportを有効にして、明朝のメールでサプライズをお楽しみください!🚀